暑い夏は怖い話で涼しく!
冬も怖い話で凍てつく!
今回は実際にあった心霊体験談その①南国ペリリュー島での心霊体験をお送りします~
南の島のリゾート地へバカンス!

数年前の8月。
Aさんは連休を利用して、同僚5人で海外旅行へ行くことに。
みんなの共通の趣味はスキューバダイビング。
全員の希望で行き先は世界中からダイバーが訪れる南の島『パラオ』に決まりました。
楽しいはずのスキューバダイビング中・・
パラオには日本人がガイドをしてくれるダイビングショップがいくつかあります。
Aさんたちは評判のいい、とあるショップへダイビングを申込みました。
ガイドしてくれるインストラクターは日本人のベテランインストラクターのBさん。
パラオ在住歴も数十年、ということで不安なく任せられる、とAさん一同一安心。
初日は楽しくダイビングを終え、旅行2日目は『ペリリュー島』という島付近の海に潜る計画でした。
ボートでペリリュー島近くのポイントについた一行。
インストラクターBさんは、普段通り準備を済ませ、Aさんたちを連れていざ海の中へ。
Bさん『今日は透明度がいいな。何かしら魚が登場してお客さんを楽しませてくれそう・・』
ふとその時、Bさんの目の前に大きなカメが現れました。

甲羅に乗れそうなくらい大きなウミガメ・・
Bさん『このカメに追いついて一緒に泳げたらAさんたちは喜ぶぞ』
誘われるかのようにBさんはウミガメを追いかけることに。
Bさんはこの道何十年の大ベテラン。
余裕しゃくしゃくでカメを追いかけていきました。
が、いくら追いかけても追いかけても、カメに追いつけることはありません。
カメを追いかけることに夢中になっていたBさんはハッと我に返り、Aさんたちの元へ戻りました。
すると、Aさんたちの様子が明らかにおかしいのです。
その場から動けないAさんたちは海の中でも分かるくらい、何かに脅えている様子でした。
Aさんたちは2日目のダイビングも日本の海とは一味違う、海の色に感動していました。
頼りがいのあるインストラクターのBさんを先頭に、海の中のワクワクする冒険を楽しんでいました。
ところが不意に、Bさんが1点を見つめて泳ぎ始めました。
まるで何かに憑かれたように、どんどん深く潜っていくBさん。
その先を見ると・・・・
数えきれないほどのたくさんの兵隊たちが海底の方からBさんに向かって手を招いたり、Bさんを掴もうと手を伸ばしていたのです。
Aさんたちは兵隊たちがこの世のものではないことはすぐに分かりました。
安全を確認しつつ海面に浮上した一行。
一緒にもぐったCさんは嗚咽しています。
Bさん『どうしたの!?何かあった??』
どうやらBさんだけは兵隊の姿が見えず、あの大きなカメはBさんにしか見えていなかったそうです。
あの兵隊の霊たちはカメの姿を借りてBさんを海に引きずり込もうとしていたのかもしれません・・・
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ペリリュー島はかつて戦争の激戦地だった

パラオのペリリュー島は太平洋戦争時、激しい死闘が繰り広げられた場所。
1万人以上もの兵士が死亡した島です。
その死に様もなかなか無惨であり、生きたまま壕に埋められたり、壕を燃やされたり・・
現在でも、戦車や日本軍人がたくさん亡くなった壕など戦地の跡はそのまま残されています。
普段は霊感などない人でもこの島を訪れると何かしら見てしまったり体験してしまうとか・・
特に終戦のお盆付近は陸でも海でも、たくさんの兵隊の霊がさまよっているそうです。
ペリリュー楽園のゲルニカは戦争の現場をリアルに(絵はかわいいけど)描いた傑作。
すごくおもしろいし、背筋が凍ります。
ああ、怖い・・
この後Aさんたちはフリーにしていた旅行最終日をペリリュー島の慰霊ツアーにあてたそう
心霊スポット的な気分で遊び半分で行っちゃダメなところだね~
パラオ、ペリリュー島。
みなさんも訪れる機会があれば、覚悟して出向きましょう・・
